こんにちは、地合いヤーKOLです。
ロコンドの決算(第3四半期)の解説記事です!前回決算から株価は下落し低迷が続いていました。株価が今度どうなるかなど解説してみました!気になる方はご覧ください。
もくじ
ロコンドの決算から考えるファンダ私見
ロコンドの決算実績(2021年2月期 第3四半期決算短信)にて解説しています。
第3四半期累計決算
算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 1株益 | 進捗率 | 発表日 |
19.03-11 | 6,357 | -189 | -207 | -208 | -18.6 | – | 20/01/14 |
20.03-11 | 7,512 | 1,135 | 1,140 | 836 | 73.8 | 76.0 | 21/01/14 |
前年比 | +18.2 | 黒転 | 黒転 | 黒転 | 黒転 |
上記の決算表は株探仕様にしています。株探のほうが見やすく判断しやすいのでご利用をおすすめします。
進捗率は76%と今期予想を達成できるものとなってますが、去年7月に出た今期予想の上方修正はありませんでした。
上方修正をしなかった理由は、「緊急事態宣言と外出自粛要請の影響で1Q同様、靴需要が減少するリスクを勘案」とのこと。
9月~11月期で見ると売上22.7%増と前回45.7%増から比較すれば増加率は減っています。原因は、「2Qと比べてD2C(買取)の売上割合が下がったため」とのこと。
でもこのペースなら通期予想は達成可能でしょう。気になるのは来期予想です。
決算説明資料から重要なことろを抜粋
自社モールは+32%(FWを除くと+14%)、BOEMは+89%と伸長し、取扱高200億円計画に対し進捗率75%となりました(1Q: 20%、2Q: 46%、+29%増)。広告のSNSシフト(主にYouTube)を軸とする収益性向上策も順調に推移し、営業利益15億円計画に対しても進捗率76%になりました(1Q: 9%、2Q: 42%、+34%増)。12月商戦も順調に経過しましたが、現在の緊急事態宣言と外出自粛要請の影響で1Q同様、靴需要が減少するリスクを勘案し、上方修正はせず年度計画は据え置きとさせて頂きました。また当初計画の営業利益30億円を実現するためには取扱高300億円は必要で、そのためにサービス改善等のオーガニック成長に加えて、以下の更なる成長も模索しております。1. YouTubeやInstagramを通じたD2Cブランド拡充2. YouTubeの新たな広告アプローチを活用した新規事業3. EC企業、又は、EC化率の高いブランドのM&Aこれらを踏まえ、現段階の方向性として今年度当期純利益の80%は次の成長へ向けて継続投資し、10%を社員への還元(賞与)、10%を配当原資とする方向で検討しております。【決算説明資料から引用】
ロコンドの決算から考えるチャート私見
ロコンドの決算後のチャートで解説しています。チャートは松井証券のネットストック・ハイスピードのものです。
日足チャートでのタイミング
日足チャートで見ると移動平均線の中にあり方向が定まっていないレンジ位置です。こうなると上下とも動きにくくレンジが続くと思います。
今は買いも売りもやらないのが無難でしょう。
月足チャートでの上昇余地
上げ幅から約半分まで下落し下げ止まってます。ここから切り替えしてきて再浮上の可能性はあるので上昇余地はあります。
月足で5線を陽線で超えてきたら、3,000円付近まで上がる想定です。
総合判断:短期で買うタイミングは次の決算以降!
今のPERは20倍と適正株価水準なので、ここから株価が下がり続けることはないでしょう。しかし、上方修正が出ていないため再び4,000円に向けて上げていくのは難しいと思います。
今後のポイントはD2Cブランドです。決算資料には、「NINE ADDICTION (赤西様、錦戸様)、春にはもう1ブランドも追加予定」と書かれています。
どのくらい売れるか未知数ですが中国での販売もあるとのことなので、ヒカル以上にバカ売れはあるかもしれません。もう1ブランドが誰なのかも気になるところ。
それと、先日公開されたヒカルのTVとYouTube同時放でどのくらい売れたかも気になります。
どちらも2021年4Qか2022年1Qの決算で分かります。
今後も業績は伸びていくはずなので中長期保有で買うなら今でも構いませんが、短期で狙うなら次の決算を待ってから決めるべきでしょう。
地合いヤーKOL